2010年03月31日

静岡まつり

今週末の「静岡まつり」。
私は駿府公園内「駿府城下町」辺りで瓦版屋の格好してしゃべってます。
3日(土)と4日(日)の昼から夕方くらいまで。
他の場所へも出張してたりしますので、会場内のどこかでお会いできるかも。  


Posted by 伽藍座長 at 15:46Comments(0)告知

2010年03月22日

磐田で高校生と公演

今週末、磐田で私が関わっている公演があります。

第8回磐田市高等学校演劇祭 磐田東・西・南高校演劇部合同公演
「サピエンス」
作・演出:佐藤剛史
日時:3月27日(土)15時~
会場:磐田市民文化会館大ホール
前売り・当日:200円

「人類進化の謎を探るため発掘作業をする研究チーム、次世代アトラクションの体験モニターに参加した人々、月へ行こうとする女たち。『知性のあるヒト』と呼ばれるホモ・サピエンスは一体どこへ行こうとしているのか?」
毎年春休みに、磐田の三校の高校演劇部が一同に集まって一本の舞台作品を創る、という企画。私は、作・演出として関わり出してから四年目になります。今年も20名以上の役者とスタッフで一本作りました。
今年は土曜日に公演することが出来ますので、社会人も観に来やすいんじゃないでしょうか?
お時間ある方は是非、高校生の若さ溢れる舞台を観に来て下さい。  


Posted by 伽藍座長 at 20:26Comments(2)告知

2010年03月17日

ラヂオ出演

俺、ラヂオ好きだなあ、また出るのか。
今回は浜松方面でしか聴けない「Fm-Haro!」です。

Fm-Haro! [76.1MHz]
3月22日(月)18時~の「ムナポケヒーローズ」
です。

浜松の演劇集団ムナポケが担当している番組で、3月27日の磐田公演のインフォメーションをしに行ったのですが、「せっかくだから」とムナポケの役者と戦隊もの(のラヂオドラマ?)の収録もしてきました。
Fm-Haroが聴ける地域の方は聴いてみて下さい。

  


Posted by 伽藍座長 at 22:24Comments(0)告知

2010年03月16日

県民劇団

稽古場を閉鎖する、という情報のあとを追うように「県民劇団」の情報が流れていきました。
ということで、少し説明を。

静岡県舞台芸術センター「SPAC」の企画の一つに私が上げた企画が通りまして
9月10日(金)、11日(土)に日本平の野外劇場で公演をうつことになりました。
「県民劇団」という名前なので出演者やスタッフは県民から公募の形をとります。
昨年まで二年間劇団渡辺がやっていた企画です。

私も、稽古場を閉鎖することを決めて、その後どうしようか?と考えていたので時期的にもよさそうだ、と問い合わせに行きました。SPACの方は驚いてました。実は昨年も誘われたのですが、「稽古場の維持が忙しく、そんな大きな責任は負えない」とお断りしてましたので。

試しに企画書書いてみるか、と書き始めたのですが。書き始めると、「これは今自分がやらなきゃいけない企画だ」という使命感が出てきました。というのは
現在、静岡の演劇界はとっても寂しい状態です。劇団自体の数も減りましたし。
みんなで何か企画を、と考えても劇団数が少なければ、集まる力もかつてより少なく感じます。
じゃあSPACは?と思うと、あちらも試行錯誤しながら、演劇の普及を考えています。昨年春に芸術監督の宮城さんのインタビューを聞いたとき「俺と同じこと言ってら」と思いましたので、彼も同じような危機感を感じているのだと思います。
そんな状況から昨年も一緒に企画をやったりもしてきたのですが。
さて、私が使命を感じるようになったのは
自分が静岡で演劇をしている人とSPACとどちらとも話が出来る位置にいる、と思ったからです。気分は福山雅治です。


SPACの企画でやるとしても、自分に出来る演劇手法はいつも通りじゃないと駄目だろうな。
だったらオリジナルの作品で、スズキメソッドの臭いがしない舞台を創ることになるな。
いや、むしろそうすることで、今までSPACに興味の無かった人も来るんじゃないか?
これはSPACにとっても願ったりであり、自分たちとしても新しい舞台製作の可能性を探れるし。
一石二鳥。
と思いながら企画書書いてみました。提出前にM氏に見てもらったら「ここまで書いちゃいますか」というくらいな事も書きましたが、「でも、ここまでわかってて書いてる企画書の意味がわからず、『悪口書いきた』と言って落とすようじゃSPACも終わりですね」と。
今のSPACにそんな狭い了見の人はいなかった(少なかった?)ようです。

さて、この企画、興味のある方、参加してみたいという方はSPACが募集かけてますのでそちらに問い合わせてみるか、私にメールください。garan-s@fa2.so-net.ne.jp
とりあえず、4月11日(日)と18日(日)を空けといてくれると助かります。  


Posted by 伽藍座長 at 12:26Comments(0)日記

2010年03月08日

とりこで公演

先週金曜日、ギャラリーとりこで公演させていただきました。
一本は持ちネタで「弾き語りドンキホーテ」でしたが、もう一本は「冬の夕焼け」とタイトルだけ決めて前日の仕込みを迎えました。

せっかくテーマを持った写真展とコラボするのだから、写真展自体からインスピレーションをいただかないと。
という多少無謀な思いから。しかし、自分が続けている一人芝居はそういった、場所からインスピレーションをもらうことが多いし、その時のお客さんの構成やノリによっても変わる、ということをたくさん経験しているので「何とかなるだろう」と、やってみることにしました。

前日。ほぼ飾り終え、細かい作業が続いているギャラリーへ。
写真を一通り見て、気になる写真が。小さく富士山が写っていたのです。
この写真からイメージして、作品を創ることに。
小津安二郎の「東京物語」みたいな。でももっと賑やかになりましたが。
実はこの写真だけタイトルが無かったのです。前日仕込みの最中、出展者はタイトルを悩み中だったとか。当日行ったら「一月 東京 夕景」とありました。やっぱり「東京」つながりですよね。
せっかく新しくスタートする写真展なので、そんなシチュエーションも設定に絡め、思いつきで大野さんにカメラを貸していただくことに。カメラの説明を受けている時の状況はそのまま作品に生かされました。
当日、ギャラリーへ行く直前にもう一つ小道具を仕込もうと思い立ち、パンフを作成。気付いたお客さんはほとんどいなかったと思いますが、主人公のお父さんが手にしていたパンフの裏にはこんな遊びも。

何だかいい作品が出来てしまいました。

当日の写真は大野カメラさんのページにアップされています。
http://ohnocameraworks.eshizuoka.jp/
次回の写真展は4月16日(金)~21日(水)の予定です。また一人芝居絡むかなぁ・・・  


Posted by 伽藍座長 at 13:30Comments(0)日記

2010年03月04日

鷹匠の稽古場について

鷹匠に稽古場をかまえて今月で満12年となります。
そして、今年の夏をもって、この稽古場を閉めることにしました。

三月になってメール情報を各方面に流したり、個人的に話したりしており
予想はしておりましたが、たくさんの反響が・・・
この場所が皆さんに愛されていたんだなぁ、と感慨深いです。

理由は様々ありますが、大きなものは二つ。
一つは。毎年毎年、金銭的に維持が難しい、と思いながら続けてきましたが、ここらで限界だ、と思ったため。
もう一つ。ここは稽古場であって、公演会場ではないのですが、公演会場としても使っています。不特定多数の方が集まります。その時の責任問題として、現在曖昧にしていることが多く、これをキチンとするためにも一度この会場は閉めた方が良い、と判断したため。
ということです。

個人的には、「ここを維持していくということに対しての心労」でしょうか。

このブログを今まで読んできた方は何となく感じてはいたと思います。
昨年夏くらいから徐々に悩みだしていたことは。
本当にいろんなことを考えました。考えすぎてパンクしそうになった頃、一度決壊しまして
M氏に相談をしました。
その時
「これからも芝居を続けていくなら、むしろここは閉めるべきだ」
という思いが大きくなりました。

今でも「本当に閉めちゃうの?」という声をもらいます。
私も「出来ることなら」という思いもありましたので、昨年のうちにそういう声をもらうと迷うと思いました。
なので、自分の決心が揺るがない、と思えるまで公表しないようにしていました。
そして、公表しました。
もう決めました。
(今日、大家さんから「家賃相談に乗るから、続けない?」と言われた時、ちょっとだけ揺らぎましたが)

今まで、支えてくれた方々、応援してくれた方々
本当にありがとうございました。


今年は自分にとってとても大きな転機となります。
これをキッカケに、自分の中の何かが変わり
自分の周りの何かが変わっていけばいい、と思っています。

これからも、よろしくお願いします。  


Posted by 伽藍座長 at 23:35Comments(0)告知