2015年04月22日

最近のこと

月一になってる。もう少しマメに書いたほうがよいでしょうね。

さて、4月は第1週に「静岡まつり」がありまして、毎年「瓦版屋」というのをやっとるわけです。今年はガイドブックの配布など、「誰でもできる簡単なお仕事」を小中学生にお任せして、舞台進行やなにやらの仕事をしてました。
小中学生はスタッフからも好評で、本人たちも楽しかったようなので来年もこの形で。

そんな小中学生というのは、昨年のこどもミュージカルに出演してくれた子たちに声をかけて集まった子達。
もともとは「夏に公演やらないか?」という声かけでした。で、ついでに静岡まつりのお手伝いも頼んだわけでした。

静岡市のこどもミュージカルは「よりたくさんの子供に舞台を体験させる」という趣旨で、二度続けては出演できないことになっているのです。2年に一度のミュージカルなので、昨年参加した子は来年の舞台には出られなくて、三年後の舞台には出られるということです。
せっかく火のついた舞台熱、このままではもったいない。ダンスや教室に通い始めた子もいましたが、予定はないけどまた舞台をやりたいと思ってる子もいたので、声かけしましたよ。

2月の説明会にはたくさん来てくれましたが、新学期の様子がわからなかったので保留の子達の返事も待ち。とりあえず13人で稽古を始めました。(まだ2回ですが)

子供集めるて舞台やると「子供向け」だったり、「発表会」的な公演になったりするのですが、今回はそれをしたいわけではなかったのです。昨年小中学生を中心に公演をし、高校生大学生と舞台も作り、している間に実感したことがあって、それを確かめる意味でも「普通に一本の作品を作る」ことにしています。
そんなわけで上演作品は柴幸男の「わが星」。大人の世界で岸田戯曲賞取ってる作品。これで私3年連続で演出やってますね。自分にとっての「わが星」集大成にしたいと思います。


実感。
舞台の人がよく
「子供と動物にはかなわない」
なんて言ったりします。
舞台に乗せた時の子供のダイナミズム。これをやられたら大人の役者はかなわない。
なのに、子供を使った舞台って、子供を枠に入れますよね。その方が指導しやすいから。でも、これやると途端にダイナミズムが薄まっちゃうんだ。(「ダイナミズム」は「躍動感」という意味ですが、もう少し「即興性のある躍動感」の意味で使ってます。)

うまく活かしたいな、というのが今年の課題です。  


Posted by 伽藍座長 at 20:58Comments(0)