2016年05月01日

いつもとちょっと違う一人芝居公演

久しぶりに、一人芝居の公演を企画した。

昨年6月に七間町に出来た新しい劇場「あそviva劇場」から「またやりませんか?」とお誘いがあったことと。
そして、その二つ隣のビルに昨年7月に仮オープンし、今年4月から正式(?)オープンした「七間町このみる劇場」を、早いうちに使っておきたいな、と思い立ったのと。

で、狭い範囲にある2劇場で1週間公演と相成りました。(住所は違う風に見えますが、ほんとにこの二つの劇場は2件隣のビル同士なんですよ。)

日時:5月14日(土)13:00~&18:00~
会場:七間町このみる劇場(静岡市葵区七間町11-5 イマココビル3階)
チケット:一般2000円、高校生以下1000円

日時:5月17日(火),18日(水),20日(金)各日とも19:30~
会場:あそviva!劇場(静岡市葵区人宿町1-4-6 GOTOビル2階)
チケット:1500円


そして、今回の一人芝居がいつもとちょっと違うのは、「伽藍座長以外の一人芝居演目もあるよ」ということ。

「セリヌンティウスのように、名作のスピンオフみたいな作品は無いの?」と以前から言われておりまして、前から構想を練っていたネタに着手したわけです。ネタは「ロミオとジュリエット」。あの悲劇の恋愛物語となっている作品で引っかかったのは、「何故ロミオはあの舞踏会に行ったのか?」。思い出してください。思い出せなかったら読み返してもいい。私の答えは「ロミオの恋焦がれるロザリンドがあの舞踏会に来るから」です。え? 誰? ロザリンドって?・・・
そんなわけで「麗しのロザライン」という作品(10分ほど)を作りました。そして作ったはいいが、女の一人芝居になってしまったのですよ。
まぁ、男がやれないことは無いが、作者としては新作の初演は女性にやってほしいのですよ。一応の作品イメージの確認としても。
というわけで、演者を「朱雀操」に依頼しました。
まともな「ロミオとジュリエット」を観劇して、何だかもやもやしていた方にはぜひご覧いただきたい。

あ、他の演目は相変わらず伽藍座長が演じます。
今のところの上演予定:「真夜中のセリヌンティウス」「麗しのロザライン」「弾き語りドンキホーテ」他。

「真夜中のセリヌンティウス」を知らない人のためにちょっと。これは「走れメロス」を読んで(舞台観て)もやもやしてた私がある日「メロスってすげえ自分勝手な奴で、この物語で本当にすごい奴は何も言わずにメロスの身代わりになった親友セリヌンティウスなのだ!」と気付いて書いた作品です。  


Posted by 伽藍座長 at 23:42Comments(0)告知