2009年08月29日

選挙

明後日は選挙です。

今回は政権交代の選挙だそうです。
自民だろうが、民主だろうが、どっちになっても政治なんかそう簡単に変わるもんじゃないし。
なんて思ってますが、問題は
どっち?
ではない、と私は思ってます。

自民党が「政権ではなく政策だ!」
なんて言いだしてます。
あんた、政策なんて今までどうでもよかったじゃないさ。
大物議員さんがどぶ板選挙。
二大政党になることで、ちょっと気を抜くとフリーターになる、という状況に
政治屋たちが必死になってる。
ばらまきでも何でもいいんです。かつて無いほどに国民の方を向こうとしてます。
今までは、適当に口約束して当選してれば良かったのに。
後援会任せで、何とでもなったのに。
そういう意味ではいいことなんじゃないですか?

自民党が
「雰囲気だけで選挙をしてはいかん」
と言っても、その雰囲気だけで前回選挙大勝したわけだから。
「若い奴出せばいいと思って」
と民主を批判しても
前回もかなりの素人を投入したのは誰でしたっけ?
今回の民主の若いのは
麻生さんのお陰で、一年近く選挙準備してきた人が多いはずだから、前回の素人とは少し違う気がするよ。

しかし、民主の大勝はどうか、と思うよ。
下野したくない議員たちが
「俺は今日から民主党だ」
とか、言い出して
民主党が圧倒的な力を持ってしまったら、
結局今までと同じようになってしまう。
「気を抜いたら」「私腹ばかり肥やしてたら」「国民の声を聴かなかったら」・・・次回は・・・
という緊張感がよりよいサービスを産み出すんじゃないだろうか?
市場原理と一緒?
まあ、民主が大勝しすぎたら、また小沢さんが何かやらかしてくれるのかもしれないが。
考えてみたら今まで書いてきたことって、小沢さんの思惑通り?


さて、実はその中で、気になっていのが共産党。
「政権交代」がテーマなら
自民VS民主
あるいは
自民、公明VS民主、社民、国民新
という図式がクローズアップされるはずなのに
TVの「各党の皆さんに集まってもらいました」企画には必ず共産党の姿が・・・
TV的においしい「みんなの党」の渡辺さんや新党日本の田中さんを差し置いて。
かつてこれほど共産党の露出の多かった選挙戦なんてあったろうか?
主役は民主党なのに。
私はここに今回の選挙の「かくれテーマ」があるような気がする。


今回の選挙が「歴史的なものになる」と言われるのは
「政権交代が起きる」
という点だろうが
私が個人的には
「投票率が75%を上回った」
「なぜか共産党が躍進した」
この二点が起きた時に
「歴史的転換点」
と言っていい気がする。

さてっと
  


Posted by 伽藍座長 at 00:09Comments(0)日記

2009年08月28日

ラジオに出ます。再び

ラジオづいてるのか?

9月16日(水)のFM-Hi「ゆうらじ」
に出演します。17時半くらいに10分くらいかな?
また近くなったら告知します。

FM-Hiなので、浜松方面は聞けないか。  


Posted by 伽藍座長 at 00:19Comments(0)告知

2009年08月26日

一人芝居の旅

以前、旅先が決まったら、いずれまとめて書く
といいました。
ここに書くと後ろへ後ろへいってしまうので、
「鷹匠演劇祭」のページにまとめて書きます。
http://takajo.eshizuoka.jp/
こちらにその都度、公演情報を追加していきます。

この他に、現在交渉中なのが菊川です。
書類は出しました。
決まりましたら、追加しておきます。
  


Posted by 伽藍座長 at 01:23Comments(0)告知

2009年08月24日

ちいさいおうちギャラリー

昨日、今日と一人芝居をしてきました。
民家をリフォームしたほんとにちいさなギャラリーでの上演。
ほとんどのお客さんが、一人芝居を観るのは初めて。
そんな、本来なら完全アウェーの会場なのに、はじめのMCでとても暖かい客席の反応が来て一気にホーム気分でした。

「こんなに間近で」「そんなに期待してなかったのに」「演劇って面白いんだ」などたくさんの感想をいただきました。
ギャラリー側にも、メールや電話がたくさん来たそうです。

終演後何となく、アフタートークな雰囲気になり話していた中で気付かされたことですが。
こうやって社会派なテーマを扱っていると、お芝居の基調が厳しくなってくるんですよね。社会や体制や政治家、お役人に対して批判的になっていく。
自分もそういったものに対して批判、というか問題を投げかけています。でも、私のやっている一人芝居は「舞台上に一人の人間を描く」ことで成り立つ表現方法になっています。ですから「批判」の要素はありますが、あくまで「人」が基準です。
やる気のない職員や、見栄っ張りの市長や、板ばさみのお役人。嫌な奴や、批判対象になる人はいくらもいます。でも、「一人の人間」として描くと、やる気のない職員にもやりたいことはあるし、見栄っ張りの市長にも不安はあるし、板ばさみのお役人もキレて叫びたい時もある。そう思えてくるのです。
そう描く事で、演劇慣れしていない人にも受け入れられやすく、共感と好感を持ってもらえるのだな。と、お客さんと話をしていて改めてそう思いました。

こちら、終演後の舞台側。
もともと廊下だった部分です。手前に白い壁のギャラリーがあり、ここに座布団敷いて客席になってました。
また、行きたい会場の一つになりました。
ありがとうございました。  


Posted by 伽藍座長 at 22:34Comments(0)日記

2009年08月23日

鷹匠夜の市

昨日は伽藍で出演してきました。場所がオープンすぎることもあるので、客寄せ前座に「山梨空港」をやることに。
狭い境内にたくさんの人が溢れる中、社の階段部分から芝居をスタート。
前日までの「妖怪フェスティバル」の影響か、声が低いし声帯疲れ気味。
それでも、最後の演目までたくさんの人に観てもらえ、楽しんでもらえたようでした。
本日はお客として。
今日の出し物は、百町森書店さんの「お話し会」と静岡在住ハーモニカ吹きの山口牧さんのミニライヴ。
「こういう演目があると、夜店市もアクセントがついて楽しい」
という声も耳にしました。我々もそんなアクセントになれてるうちに、出来るだけのことをしておきたいな、と思う次第です。

鷹匠のこの
ゆるーく盛り上がっていく空気が好きです。
  


Posted by 伽藍座長 at 20:51Comments(1)日記

2009年08月23日

ラジオに出ます

8月26日(水)の、SBSラジオ「らぶらじ」に出演します。
13:40~の10分くらい。
「一人芝居の旅」の話なんかを中心に。
と言いながら、多分、進行表どおりに進まないトークを目指して出演しますので。
お時間ある方は聞いてください。
  


Posted by 伽藍座長 at 20:41Comments(2)告知

2009年08月21日

一人芝居の旅

明後日からあります。
お客さんの様子で変更もあるかもですが、「山梨空港」「日吉町原発」「大人の会話」の三作を上演予定。

2009:A Space Odyssey
日時:8月23日(日)14時~&24日(月)14時~
会場:「ちいさいおうちギャラリーHikari Art Garden」
    (静岡市葵区千代田5丁目8-37)
チケット:1000円

「千代田小前」バス停より徒歩3分。北街道を清水に向かって進み、千代田小学校の手前を左折、たばこ屋の角を曲がって四軒目のおうちです。
住宅街の中にポツリと出現したギャラリー。駐車場がありませんので、バスか自転車などで来てください。終演後はちょっとしたお茶会もいたします。
会場が狭いため、入っても15名+αだと思われます。ギリギリですが、観たい人は予約のメールをくれるとうれしいです。よろしく。  


Posted by 伽藍座長 at 23:49Comments(0)告知

2009年08月16日

台本を書く-3

以前
「本を書くぞと思ってから急いでいろいろ体験しても消化不良で終わっちゃう」
ってな話をしました。

で、今、本を書くためにいろんな本を読んでいます。

おい!矛盾してないか?
と思われるでしょう。
言い訳をします。

本を書いている時に本を読む理由は大きく分けて二つあります。
一つは「書こうとするものの裏をとる」
もう一つは「刺激する」

一つ目は資料集めです。
自分の中で書きたいものが出来て、それを書いていくのですが、時々専門的なこととか、自分の知識の足りないところとか出るわけです。まあ、演劇を観に来る人は勉強をしに来る人ではないわけなので、多少事実と違ってもよいのかもしれません。というか、何しろあくまでフィクションですし。
しかし、なるべく自分の書く話に説得力を持たせたい、と思うのです。
そうすると、いろいろと調べ物をしたくなるわけですよ。
その時に
今まで全く未知だった世界を知り、「わ、面白いな」と思ったことをガンガンと本に足していくと、食べすぎで消化不良になってしまうんです。もし、そこで面白いものを見つけたら、それは「次回以降にストック」して、元々のお話に必要な部分だけピックアップ。
元々、自分の中にあった知識や興味が8割くらい。で、それを補うために調べ物をする(残りの2割を埋めるため)。こんな感覚です。一本書くのに本をどのくらい読むかというと、主に図書館からは借りて返してを繰り返しながら合わせて30冊程度でしょうか。さらに本を買うこともありますが、お金ないんでなるべく図書館。ただ、「今」を調べたいときはお金なくても本屋で探します。あるいは最近はネットも利用します。
本当はもっと本読まなきゃいかんのでしょうが、私はこのくらい。井上ひさし氏は一本台本書くのに「その事象に関わる全ての本を読んでいる」とも噂されていますので、御大に比べれば私なんて1000倍甘いです。

さて、もう一つの「刺激する」というのはね。
この歳になると、全体的に活力がなくなってくるんですよ。
そうすると、資料探しでなくても読むのです。
「あー、○○さんはこんなにいいもの書いてるんだ。俺も頑張んなきゃ」
「世の中はこんなことになっている。微力ではあるが、俺も何とか」
「感動した。こころ洗われた。素直に原稿に向かえそうだ」
など、
「本を書く」という行為に対してモチベーションをあげる一つの方法として使います。

と、本について書きましたが
資料としても、刺激としても
本読む以外に
映画観たり、舞台観たり、ダンス観たり、アート観たり、体験したり、音楽聴いたり、旅に出たり、呑んだり、食べたり・・・・
しています。

表現というのは自分の生活によって蓄えられた体験や思考が基になっているのだと思う。
だから、普段いかに生活し、何を志向しているか、が問われてくるのだと思う。
というと恥ずかしながら、自分は大した生活をしているようには思えない。
でも、その大したことない生活が自分のベースになっているので、
それをベースに表現活動をするしかない。

それによって、自分の表現方法が「身近」に体感しやすいものになっているのであれば
この質素な生活もまた、幸いである。  


Posted by 伽藍座長 at 23:31Comments(0)演劇

2009年08月13日

日記を書く

ここ二週間ほど、ここに書き込みをしていない。
書く事がないのではない。
書く事はたくさんある。
だから、どれから書こうか、と思ってるうちに、時間が過ぎる。
あるいは、書こうと思いながら、書いてる暇がない。何しろたくさんいろいろとあるわけだから。

で、結局いろいろあったことを簡単に書き残してお茶を濁す。

先週はほとんど静岡にいなかったんですわ。
焼津に二日間、夏期講習で中学生に理科を教えに行き
磐田に三日間、夏期講習で高校生に演劇を教えに行き
友人の結婚式で生まれて初めて「来賓あいさつ」をし

今週も焼津に行き
地震にあい
台本を書き
今日は妖怪役をしてきました。

で、特に先週会う人会う人に
「健康保険のCM出てるよね」
と言われ続けております。
はい。「特定検診」のCMが最近やたら流れているのでみんな気付いたようです。
昨日も、いつも仕事で訪れるビルで、何度か顔合わせてる清掃のおばちゃんにも
「あんた、CM出てるでしょ」
と声をかけられました。

認知できたら次は劇場へ

そんなつもりでやっております。  


Posted by 伽藍座長 at 23:45Comments(0)日記

2009年08月01日

台本を書く-2

勝手にシリーズ化ですか?

さて、11月の公演に向けて台本を書いております。
そんな中、気分転換に、ここに日記を書きます。
せっかくなので、台本を書いている現過程を書いてみようかと思います。(なんかちょっくらややこやしい)

登場人物の設定。
を書いてます。
次回舞台に立てそうな役者の名前を並べて
次回の本で登場して欲しい人物を並べて
それらを見比べながら、勝手に配役。
そして、それぞれの背景などを書きなぐっていく。
年齢、職業、家族、過去、今何をしたがってるのか?恋愛は?そうそう名前も・・・・
そして時に配役変更。
もうすでに各人設定が3回以上大きく変わってます。
そろそろ落ち着きそうなのかなあ・・・

話の内容。
登場人物を考えながら
「こういう人とこういう人がこんなシチュエーションでハチ合ったら面白そうだなあ」
なんてことを勝手に想像して会話を書きなぐってみる。
大体、全体の中盤や終盤の会話が断片的に散らかる。
冒頭の会話はまだない。
冒頭の会話の糸口が見つかったら具体的にセリフを書き始めようと思う。
が、今のところは・・・

話の構成。
簡単に言えば「起承転結」みたいなもの。
とはいえ、そう簡単に「起承転結」なんて並びにならないんだけどね。
ちなみに前作「捕われのマルガリータ」は割とうまく並んだ方で、6場構成で「起承転承転結」って感じでした。
現在は「起承承承・・・」
転と結がないんかよ!
そんな状態です。
この段階で「結」を書いても、実際セリフ書き始めると着陸点が変わっちゃって、当初予定していた「結」にはならないって事は多々あるのですが、
とりあえず、「仮」でもいいので「結」が見えてこないと書き始めにくいものです。
そんなわけで、結末を・・・

どんな結末を自分が望んでいるのだろうか?
考えよう。
例え、その通りの結末にならなかったとしても
いや、むしろ思い通りの結末にならないのだけれども
人生も台本も
でも
自分が何を望んでいるのか?を知るためにも
考えよう。

何か、人生訓のようになってきたわ。

今日はこの辺りにして
「結」を探しにどこかへコーヒー飲みに行ってきます。
んじゃ!  


Posted by 伽藍座長 at 23:34Comments(1)日記