2009年01月28日

一月反省会

今週で一月が終わります。
いとも簡単に。

今月は何をしたかなあ。振り返って反省会をしてみよう。

演劇。
「水曜いきまSHOW」を続けてるのしか目に見える活動はしませんでしたね。
あ、毎月稽古場ニュースみたいなのを作り始めました。稽古場で行われる公演などをお知らせするやつ。今のところ置いてもらってるのは、NASH、Freakyshow、スノドカフェ、SPAC、クレセントなど。
あとは地道に6月の劇団公演の稽古をスタートさせてます。地味ですが大事なことです。あと5ヶ月ですが、ぼやっとしてるとすぐ時間なくなっちゃいます。今回は時間たっぷり使って芝居作り上げようという魂胆なんですが、果たしてどこまで行けるんだろうか?
3月に磐田でやる高校演劇の台本も書いてます。あと二週間後に完成予定。今のところ間に合いそうなんだけどねぇ。

仕事。
昼、コンスタントにやってた某大手広告代理店の下請け仕事が、経費カットのため今後大幅に減るらしい。どうするだね。
CM出演者の依頼が新年早々いくつか。自分が出るわけじゃないけど、劇団の横の繋がりなんかを駆使しつつ。不景気のあおりで経費削減ということで、「安上がりな地元の俳優を使う」という流れになってくれると、面白い展開になるかも。来月以降の課題ですね。

健康。
胃の調子が悪かった。今は大丈夫ですが。
そのおかげか、酒の量が減りました。そして自炊する回数が増えました。いい傾向、ということにしておきましょう。

と、書き連ねながら、何を反省したものか、と。
「反省」っていうと、「駄目だったところをかえりみる」という形になって
それは必要なことなんだけれども、前向きに考えようと思うと
「振り返るだけでもよし」
として片付けちゃったりする。
一つの事象について、良い面と悪い面があるわけで、そのどちらをとるかはその時の気分に大きく左右されることが多く、結局のところ「どちらもあり」ってことだったりする。
例えば「自炊をする」
というのは良い傾向のように感じる。無駄遣いしないし、意識して野菜を多く取るし、規則正しい生活になりやすいし。
しかし、作るものが偏ってくるし、外へ出なくてもいいので引きこもり気味になるし。
ってな具合に。

駄目だったところを無かった事にして、無視して前へ進む、というのもちょっと違います。
「駄目だったところを引きずらない」
これ大事。
長生きの秘訣みたいなものだね。
だってこの歳になってもまだまだ
「あー駄目だ、失敗した」「こうしときゃ良かった」「何であんなこと言っちゃったんだろ」「あそこはああ言うべきだった」・・・・
なんて毎日後悔の連続ですよ。
それらをいちいち反省してたら、反省だけで膨大な時間を使っちゃうし、段々自分の駄目さ加減に嫌気がさしてそれこそ「生きてる意味無いんじゃない?」なんて思っちゃいそう。(実際そう考えすぎてしまって命を落としている人はたくさんいるのだろう)
それらを無視はしないで
「次回はこうしよう」
と思えるだけでも「成長してるぞ」ということにする。
で、結局次回も同じ様な後悔をすることが多いんだけどね。
でも、そういう似たような後悔が積もり積もってちょっとずつ成長しているのだ、と信じていかないと生きていけないんじゃないかしら。
  


Posted by 伽藍座長 at 23:21Comments(0)日記

2009年01月24日

も一つ告知

1月は公演やらない、と言いました。
2月はやります。「500円劇場」です。

「500円劇場」
日時:2月20日(金)20時~、21日(土)15時~&20時~
会場:伽藍博物堂演劇実験室(静岡市葵区鷹匠3-23-1日吉マンション1階)
入場料:500円

内容は、今年一発目なので私がやります。
いつもの一人芝居ですけどね。
「いつもの」といいますが、作品は、定番の作品をやるかもですし、新作もやるかもですし。
社会情勢によって左右されるもんですから、お約束できない、というプログラムです。それが「いつも」なので。
あ、やるって決めてる作品の一つは(その時の情勢に合わせた)「山梨空港」。時期的にもやっとくべきかなって思うので。
それから、終演後のお茶会もやるつもりです。ま、さっさと帰んないで、お茶でも飲みながらお話できたらいいな、という会です。初回の「500円劇場」の時、結構いい感じだったので、やりたいです。

これを呼び水に、毎月稽古場で公演が行われる形にしていきたいと目論んでおります。
そんな目論見に参加してください。
お待ちしております。  


Posted by 伽藍座長 at 02:29Comments(0)告知

2009年01月24日

2月に舞台

告知をしておこう。
2月に私の書いた台本が浜北で上演されます。

「夢の島プロジェクト」という集団で
作品は「月夜の晩にあなたはいない」
日時:2月7日(土)19時~、8日(日)13時30分~と16時~
会場:浜北文化センター2階展示室
入場料:400円
詳細はhttp://www2.tokai.or.jp/yumenoshima/yume-index.htm

この作品はかれこれ15年くらい前に書いたもので、初演の台本読むと携帯電話など出てこないで、部屋の電話を借りたりしてますね。自分でも何度か再演してます。3年前の再演の際には「静岡県芸術祭賞」をもらったり、といろんな意味で思い出深い作品です。

この「夢の島プロジェクト」の方々はほとんどみんな家庭持ちで、まあ、芝居をやる時間が限られるので何年かに一度公演をうつ、というような集団になっています。皆さん浜松方面に住んでますが、うちの劇団の公演にもよく観に来てくれてます。そんなわけで、私の作品を気に入ってくれてるようで、前回2年前の公演でも、私の書いた「鍋と乙女」を上演してくれました。ありがたい話です。
浜松方面の方、時間がありましたら観にいってください。私も土曜日に観にいこうと思ってます。  


Posted by 伽藍座長 at 02:20Comments(0)告知

2009年01月22日

何故に社会派?

昨晩も水曜ということでフリーキーの舞台に立ってきました。
「国際平和学園・中等部」
声に出して読むとお分かりだと思いますが、「中等部」は「中東部」とかけてあります。

先週、一緒にフリーキーをやってる渡辺君と開演前に話してて
今、国際情勢があまりにホットすぎて舞台化するのに躊躇する
というような話になった。
で、少し距離をとれる「山梨空港」を上演しましたが。

しかし、昨日は一応の停戦を見た、ということで舞台に乗せてみました。
単にネタにして面白がってるだけではないつもりです。
世の中で起きている、何だかよくわからない理不尽に思える複雑な状況を
「演劇」「舞台」という表現を使ってわかりやすく検証してみる。
そういうことを目指してみよう、と。

で、昨晩の話は
中学三年のオルメルト君が、中学一年のハマス君に叩かれた、といって仕返しにバットで殴った
という問題を重く見た生活指導の先生が、生活指導室でオルメルト君と話す
という内容でした。

演劇は観客に夢を持たせる、夢を見させるものだ
という側面もある。
しかし、昔から演劇はジャーナリズムとしての役割も持っている。
だから現実社会と密接に繋がりあっているべきなんじゃないか
そのことによって、夢もない現実を突きつけることになったとしても
あえて
「なんで夢もない現実に感じるんだい?」
って言わなきゃいけない気がする。

演劇にはいろんな側面がある
自分はいろんな側面の舞台と関わりあう
その中でも一人芝居は
最も即応性のある舞台である
だから、危ない作品をやることが多くなってしまう。

「言っちゃいけないことをやるからいい」
と支持してくれる人もいる。

以前小学校の読み聞かせで
谷川俊太郎の詩「ばか」
を読もうと思ったが
「自粛」することになった
どうやら最近の小学校では指導側は
「ばか」
という言葉を使ってはいけないことになっているそうだ。
理由は
「ばか」という言葉が流行ると友達を「ばか」呼ばわりしてしまう。それを先生側がしてはいけない
というようなものだった気がする。

そういう危険な言葉は現場に持ち込んではいけない。

だけどそういう危険な言葉は消えてなくなるわけではないので、闇の世界で生きていく
例えばネット社会で

だったら現場で使っちゃって、もっと使い古してしまった方が、そういう危険な言葉がスレてトゲが弱まったり、免疫が出来たりするんじゃないか、と私は思うんだけど。

でも、そういう危険な言葉は闇の世界で純粋培養でもして、どこかで誰かを傷つけたり、死に至らしめたりしてる方が
「そんなことがあったなんて知りませんでした」という言い訳が出来るから安全
とでも、思ってるんだろうか?

思っちゃいないはずだ。現場の多くの人は。
でも、そういう皮肉を言えてしまえる現状になっているってことは
どこかで誰かが、現場とは違う理由での履き違えを起こしてるからなんじゃないか?
と思う。

事件は、会議室でなく現場で起きているんだ
けど
問題は、会議室
にあるんじゃないだろうか?  


Posted by 伽藍座長 at 16:25Comments(0)日記

2009年01月21日

年も明け

新年会もやり、今年はどうなんだい?って感じの日々になってまいりました。

CM関連の話が来ます。出演者に声かけます。集めてみます。プラン没になります。「ごめんね」します。
まあ、こういう話は結構こんなことの繰り返しなんですね。仕事になりそうでなかなかならない。

結婚披露会の司会役を頼まれました。今週土曜です。幸せを少し分けてもらいに行きます。

すでに今年のストフェス会議、第一回目が行われました。前回終わって二ヶ月、会計の〆もしていないのに。今年は10回目なので、どうなるんでしょう。

劇団は6月公演の稽古スタートしてます。他にやりたいこともあるんですが、実働人数がいっぱいいっぱいなので、しばらくこれでやっていきます。

体調は、二週間酒を断って胃を休ませたので、調子戻ったみたいです。

そんな近況報告です。
実家では時々ここを見て息子の消息を確認しているらしいので、面白くもない報告ですが書いておきます。  


Posted by 伽藍座長 at 15:50Comments(2)日記

2009年01月13日

健康のために

年末に呑みすぎ食べすぎにより、胃の調子がいまひとつ。
というわけで、年明けの2日に実家でビール飲んで以来お酒を口にしておりません。
最近はもう胃の調子は普通に戻ってるんですが、何となく呑んでない。
「酒のみてぇ~」
って思うまで、無理に呑まんでもいいか、と思いまして。
どうせ今週末は劇団の新年会で飲みますし。

それから、先週書きましたが、身体が固くなってしまったので、意識して動かすようにしてます。
寒いんで、大した用事がなければ出かけなくなってるのもあって、運送不足なんやろか?
で、やっぱり「舞台に立つ」という習慣を取り戻さないといかんな、と思い、明日のフリーキーのメニューに入れてもらっとくことにしました。
フリーキーや各地での一人芝居を続けてきたことで
「舞台に立つ」ことが日常となってきました。
表現者としてはうれしいことです。

「健康のために舞台に立つ」
なんて時々言いますけど
今の生活で一番「自分の身体を意識する」ことって、舞台に立つ時です。
「自分の身体を意識する」ってことは本当は自然の中で生きていくときには当たり前に大事なことだったんでしょうね。

だから、「健康のため」というか、「自分の身体を意識するため」に
舞台に立とうとしているのかもしれない。  


Posted by 伽藍座長 at 23:32Comments(0)日記

2009年01月08日

今年は何をするひとぞ

今年始まって一週間。
早速挫折。

一月中に「500円劇場」をやる。
はい、これお休みです。

やろうと思ってたことはあったんですが、思ったように協力が得られず。
無理にやってもいいんだが、無理は来月やろう、と。

もういきなり駄目人間みたいですけど、自分ではそんなにダメージはないです。
今年やろうと思ってる企画がたくさんあります。普通に考えて全部やるのは無理です。だから出来ないものは早めに見切りをつけて他の企画に力を注ぐ。そんな今年で行きたいと思います。
ただ、自分としては結構気合入れてる企画がボツになったりするとかなり凹むとは思うんですけどね。
ということは、今回の「500円劇場」はそこまで気合入れてない?。というか、これはご挨拶程度にするつもりで本編がこのあとある予定ですから。本編ってなんだね?これボツッたらちょっとダメージくらうってことだね。とりあえず、打ち合わせしましょうメールが昨晩来ました。進ましたろう。


で、言い訳のように、今月はなにやってるかっていうと。
3月に高校生とやる舞台の台本を書いてます。
17人出演なので、結構大変なんですが、軌道に乗って今週辺りから楽しくなってます。

昨日もフリーキーで「水曜いきまshow」やってきました。昨日は皆さんに任せっぱなしでしたが、できるだけ毎週行って、いつでも出られるような気持ちと体調でいようと思います。健康のためにも。

ほんとにね、年末年始、舞台に立たないと思ったら、身体動かさないのね。
で、台本書きなんかやってるもんだから、身体は固くなるし、胃の調子は悪いし。
今年も
健康のために舞台に立とう。
と思います。  


Posted by 伽藍座長 at 16:23Comments(0)日記

2009年01月04日

政党助成金

調べたら、共産党が拒否した分は、結局拒否してない政党で分配してしまうので共産党員がいくら当選しても財源にはならないらしい。残念。
まあ、共産党が政権とったら別だけど。
ちなみにこの政党助成金(政党交付金)に年間320億円くらい使われてるらしいです。

  


Posted by 伽藍座長 at 20:26Comments(0)日記

2009年01月04日

年越し派遣村

「年越し派遣村」
って言葉だけ聴くと楽しそうだよね。
頼んだら、年末年始に、いろんな人が来てくれそうで。
除夜の鐘つきに来てくれたり、餅つきに来てくれたり、門松立てに来てくれたり、獅子舞を舞にきてくれたり・・・

でも実際は、全然楽しくなんかない。

「こんな世の中に誰がした!」と麻生総理に怒りをぶつけながら
「総理になって欲しい人」アンケートでは麻生より小泉元総理が上位になる。
そんな世の中。

えっとね。
それってもっと小泉さんに
「構造改革!」っていって
「労働者は派遣にしちゃっていいよ」「困ったら首切っていいよ」
っていう世の中にもっとちゃんとして欲しいって事ですかい?
どMですかい?

「こんな派遣切りがまかり通る世の中にしやがって」と言われた麻生さんは
「いやいや。だってこれは小泉政治の結果なんだから。私のせいじゃないよ。彼の政治がここへ来て成果を上げてきたって事じゃないか。それをたまたま私のときに、アメリカがこけちゃったもんだからこっちも迷惑してるわけよ。しかし、小泉さんのおかげで、この未曾有の金融危機でも、大企業はバッサリ労働者の首を切って、経営者や株主の利益を守れるようになっているわけなんだから、全部が全部駄目ってわけでもないだろ。まあほんの数ヶ月の在任期間に、100年に一度の危機に当たっちゃったんだから、私としても運が悪いとしかいいようがないねぇ。」
ってとこでしょうか。

政治はね、
「本当は誰の所為か?」
という責任追求がしにくいようにできているみたいだ。
そしていつの間にか、「誰か」に都合の良い世の中になるように出来てしまっている。
だからか万が一、問題がおきても責任転嫁しやすい。

文句言ったって
「だけど、俺たちを選んだのはてめえら国民だろう!」
って責任転嫁されちゃうよ。
「だって、誰選んでも一緒じゃねえか!」
って反論してもね。

「定額給付金」はその2兆円分を他のものに使ってください。
ってのが国民のほとんどの声なんだろうけど。
「他のもの」が国民が望んでるものになるのか、信用できなくなってる。

最近共産党の党員が増えているらしい。
そういえば、年越し派遣村の報道で、年末村に出入りしてた政治家は共産党の志位さんくらいしか見かけなかったな。せっかくアピールするいい機会だったのに、みんな真面目に正月休みだったんでしょうか。
年明けに、「講堂開けてくれ」って言われて出てきた議員はいましたが・・・
共産党は政党助成金を拒否してる。一人2000万くらいもらえるらしいのに。
つまり、共産党議員が自民や民主の議員に代わって10人当選したら、2億のお金が浮くわけだ。
あ、これちょっといい財源かもよ。
「どっから財源持ってくるって言うんだ!」と他党に罵声をあびせてる議員さんに朗報です。
「君の党もどうだい?」

私は共産党員じゃないけど、次の選挙は共産党にがんばってほしい気になってきた。
民主党が政権とったとき
今の政権における公明党みたいな位置に共産党がいると
結構、政治が(いい意味で)面白くなりそうな気がする。

「誰選んでも一緒じゃない」
選択できる世の中に早くなって欲しいものだ。
いや、早くしていきたいものだ。  


Posted by 伽藍座長 at 20:13Comments(0)日記

2009年01月01日

今年もよろしく

今年の目標は
「場をつくる」
です。

今までもいろいろと「場をつくる」ということをしてきたつもりでしたが、中身が伴っていない。ということを実感した昨年でしたので。
そこで、今年は「場の中身」をつくろう、と。

新しいことをどんどんやって、というのは来年以降にまわして、まずは目の前に見えてるけど手付かずにしてる事をこなしていく。
そういう年にしていこう、と。

そのためにまず何から手を付けていったらよいか?を考えるのが正月休みの宿題です。
  


Posted by 伽藍座長 at 19:16Comments(0)日記