2009年08月24日
ちいさいおうちギャラリー
昨日、今日と一人芝居をしてきました。
民家をリフォームしたほんとにちいさなギャラリーでの上演。
ほとんどのお客さんが、一人芝居を観るのは初めて。
そんな、本来なら完全アウェーの会場なのに、はじめのMCでとても暖かい客席の反応が来て一気にホーム気分でした。
「こんなに間近で」「そんなに期待してなかったのに」「演劇って面白いんだ」などたくさんの感想をいただきました。
ギャラリー側にも、メールや電話がたくさん来たそうです。
終演後何となく、アフタートークな雰囲気になり話していた中で気付かされたことですが。
こうやって社会派なテーマを扱っていると、お芝居の基調が厳しくなってくるんですよね。社会や体制や政治家、お役人に対して批判的になっていく。
自分もそういったものに対して批判、というか問題を投げかけています。でも、私のやっている一人芝居は「舞台上に一人の人間を描く」ことで成り立つ表現方法になっています。ですから「批判」の要素はありますが、あくまで「人」が基準です。
やる気のない職員や、見栄っ張りの市長や、板ばさみのお役人。嫌な奴や、批判対象になる人はいくらもいます。でも、「一人の人間」として描くと、やる気のない職員にもやりたいことはあるし、見栄っ張りの市長にも不安はあるし、板ばさみのお役人もキレて叫びたい時もある。そう思えてくるのです。
そう描く事で、演劇慣れしていない人にも受け入れられやすく、共感と好感を持ってもらえるのだな。と、お客さんと話をしていて改めてそう思いました。

こちら、終演後の舞台側。
もともと廊下だった部分です。手前に白い壁のギャラリーがあり、ここに座布団敷いて客席になってました。
また、行きたい会場の一つになりました。
ありがとうございました。
民家をリフォームしたほんとにちいさなギャラリーでの上演。
ほとんどのお客さんが、一人芝居を観るのは初めて。
そんな、本来なら完全アウェーの会場なのに、はじめのMCでとても暖かい客席の反応が来て一気にホーム気分でした。
「こんなに間近で」「そんなに期待してなかったのに」「演劇って面白いんだ」などたくさんの感想をいただきました。
ギャラリー側にも、メールや電話がたくさん来たそうです。
終演後何となく、アフタートークな雰囲気になり話していた中で気付かされたことですが。
こうやって社会派なテーマを扱っていると、お芝居の基調が厳しくなってくるんですよね。社会や体制や政治家、お役人に対して批判的になっていく。
自分もそういったものに対して批判、というか問題を投げかけています。でも、私のやっている一人芝居は「舞台上に一人の人間を描く」ことで成り立つ表現方法になっています。ですから「批判」の要素はありますが、あくまで「人」が基準です。
やる気のない職員や、見栄っ張りの市長や、板ばさみのお役人。嫌な奴や、批判対象になる人はいくらもいます。でも、「一人の人間」として描くと、やる気のない職員にもやりたいことはあるし、見栄っ張りの市長にも不安はあるし、板ばさみのお役人もキレて叫びたい時もある。そう思えてくるのです。
そう描く事で、演劇慣れしていない人にも受け入れられやすく、共感と好感を持ってもらえるのだな。と、お客さんと話をしていて改めてそう思いました。
こちら、終演後の舞台側。
もともと廊下だった部分です。手前に白い壁のギャラリーがあり、ここに座布団敷いて客席になってました。
また、行きたい会場の一つになりました。
ありがとうございました。
Posted by 伽藍座長 at 22:34│Comments(0)
│日記