2009年10月04日
一人芝居報告
昨日はスノドカフェで一人芝居をしてきました。
これで、8月から続いたツアーは一休み。
スノドカフェでの一人芝居は2年半ぶりということで、前回やってない作品をやろう、と準備しました。そうしたら「今まで一度しかやってない作品集」みたいなセットリスト。その予定で開場を迎えたのですが・・・
開場して、客席のお客さんの顔を見ると、初めて見る方もちらほら。
20時になったので、試しに「初めて私の一人芝居を観る人?」と質問すると半分くらい手があがる。
あぁ、知り合いでも一人芝居観るの初めてなんだ、という人も結構いたんだ。
そこで、急遽初めの作品を「山梨空港」にしました。経験上これが「一番とっつきやすい作品」なので。
さて、その後は
「風力発電君」。エコ発電ということで原発とトリオを組まされた風力発電君がソーラー君に愚痴をもらす、という作品。まさか最後に風力発電君が部屋を出て行くとはやってる私も思いませんでした。
次に歌を歌う。「Timersのテーマ」「ひょっこり民主島」「どらえもん」「Day Dream Believer」とツアー中に歌い続けた曲たちを。
最後に「おじいちゃんポスト」。いつも切なくなります。
以上で一時間。
今回はここで一回休憩して二部構成で後半は30分の作品をしました。
「ラ・マンチャの男」
昨年Spacがドンキホーテをやっていたのに対抗して一回だけFreakyshowで上演したものです。
真面目にドンキホーテのお話を、真面目に歌を弾き語りながら、ドンキホーテ、アルドンサ、サンチョパンサの三役と進行役を一人で語る。
一年前にやったとき、自分でもこの作品をどう評価していいのかわからなかったので、その後上演していなかったのです。が、スノドではやってみようと思いました。
ここではいろんな舞台やアートや音楽を観聴きしてる人が多くくるだろうから、ここでの評価を聴いてみたい、と思ったからです。店主からしてそういう人なので。率直に意見してもらえるか、と。
実際ミスは結構ありました。音楽的な部分、道具だて、ページをめくる音などなど・・・。自分でもどこが改善点かわかってますが、そこへのつっこみはほとんどなく、そんなことよりも作品自体の評価が思いのほか高かったです。
上演に際して、いろんなことやらなきゃいけないので、勝負するところは決めていました。
「自分は歌手ではなく、ギタリストでもなく、役者だ」
この開き直りで、舞台上にかなり濃密な演技空間を作ることにし
役は特に「ドンキホーテ」と「アルドンサ」にかなり重点を置き、演じ
約30分をかなりの集中力で乗り切りました。
これが功を奏したということですかね?
「30分笑いなし」というのは初めてだったかもしれん。
しかし、こういう作品をやることに対して、とても力強い声をたくさんいただいたので、この方向も今後考えて行きます。「感動」「芸術」という言葉をくれた人もいました。またここでは書けない感想をくれた人もいました。ありがとうございます。
さて、終演。と思ったのですが
「リクエストがあったら、ちょっとなら答えますよ」
と言ったら、前日に口にしていた予定セットリストを楽しみにしていた人からリクエストが。
今年のSpac「走れメロス」に対抗して春に一回だけ上演した作品
「真夜中のセリヌンティウス」
これは、真夜中に事情もよくわからず城に連れて来られた、メロスの親友であり身代わりとなる「セリヌンティウス」の内面に迫った作品です。
と、書きましたが上演中はいつものようにかなりの笑いに包まれました。
やっぱ、笑って終わる方が気持ちは楽だ。
以上。
次回ツアーは年末からスタートしようかな、と考えております。
「是非来てくれ」という方々いらっしゃいましたら、いつでも声かけてくださいませ。
これで、8月から続いたツアーは一休み。
スノドカフェでの一人芝居は2年半ぶりということで、前回やってない作品をやろう、と準備しました。そうしたら「今まで一度しかやってない作品集」みたいなセットリスト。その予定で開場を迎えたのですが・・・
開場して、客席のお客さんの顔を見ると、初めて見る方もちらほら。
20時になったので、試しに「初めて私の一人芝居を観る人?」と質問すると半分くらい手があがる。
あぁ、知り合いでも一人芝居観るの初めてなんだ、という人も結構いたんだ。
そこで、急遽初めの作品を「山梨空港」にしました。経験上これが「一番とっつきやすい作品」なので。
さて、その後は
「風力発電君」。エコ発電ということで原発とトリオを組まされた風力発電君がソーラー君に愚痴をもらす、という作品。まさか最後に風力発電君が部屋を出て行くとはやってる私も思いませんでした。
次に歌を歌う。「Timersのテーマ」「ひょっこり民主島」「どらえもん」「Day Dream Believer」とツアー中に歌い続けた曲たちを。
最後に「おじいちゃんポスト」。いつも切なくなります。
以上で一時間。
今回はここで一回休憩して二部構成で後半は30分の作品をしました。
「ラ・マンチャの男」
昨年Spacがドンキホーテをやっていたのに対抗して一回だけFreakyshowで上演したものです。
真面目にドンキホーテのお話を、真面目に歌を弾き語りながら、ドンキホーテ、アルドンサ、サンチョパンサの三役と進行役を一人で語る。
一年前にやったとき、自分でもこの作品をどう評価していいのかわからなかったので、その後上演していなかったのです。が、スノドではやってみようと思いました。
ここではいろんな舞台やアートや音楽を観聴きしてる人が多くくるだろうから、ここでの評価を聴いてみたい、と思ったからです。店主からしてそういう人なので。率直に意見してもらえるか、と。
実際ミスは結構ありました。音楽的な部分、道具だて、ページをめくる音などなど・・・。自分でもどこが改善点かわかってますが、そこへのつっこみはほとんどなく、そんなことよりも作品自体の評価が思いのほか高かったです。
上演に際して、いろんなことやらなきゃいけないので、勝負するところは決めていました。
「自分は歌手ではなく、ギタリストでもなく、役者だ」
この開き直りで、舞台上にかなり濃密な演技空間を作ることにし
役は特に「ドンキホーテ」と「アルドンサ」にかなり重点を置き、演じ
約30分をかなりの集中力で乗り切りました。
これが功を奏したということですかね?
「30分笑いなし」というのは初めてだったかもしれん。
しかし、こういう作品をやることに対して、とても力強い声をたくさんいただいたので、この方向も今後考えて行きます。「感動」「芸術」という言葉をくれた人もいました。またここでは書けない感想をくれた人もいました。ありがとうございます。
さて、終演。と思ったのですが
「リクエストがあったら、ちょっとなら答えますよ」
と言ったら、前日に口にしていた予定セットリストを楽しみにしていた人からリクエストが。
今年のSpac「走れメロス」に対抗して春に一回だけ上演した作品
「真夜中のセリヌンティウス」
これは、真夜中に事情もよくわからず城に連れて来られた、メロスの親友であり身代わりとなる「セリヌンティウス」の内面に迫った作品です。
と、書きましたが上演中はいつものようにかなりの笑いに包まれました。
やっぱ、笑って終わる方が気持ちは楽だ。
以上。
次回ツアーは年末からスタートしようかな、と考えております。
「是非来てくれ」という方々いらっしゃいましたら、いつでも声かけてくださいませ。
Posted by 伽藍座長 at 19:31│Comments(0)
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