2011年10月07日

あと一週間

●県民劇団がくらく座公演
「まつろうもの」
日時:10月14日(金)19:30~
     15日(土)19:30~
会場:舞台芸術公園野外劇場「有度」
チケット:一般2000円、学生1000円
http://www.geocities.jp/gakurakuza/

というわけで、日本平での公演まであと一週間となりました。
今回の作品は最終的に役者が33名出演します。
「県民劇団」ということで、公募により集まった人たちと一緒に野外劇で一つの作品をつくるわけです。当然、今回が初舞台みたいな人もいます。そんな人達をどうやって舞台に上げるのか?
役者の訓練はやはりやります。しかし本職ではありませんので、みんながみんな上手く行くわけでもありません。その状況で、ちゃんとした舞台作品にするためにはどうするか?

私はここで「オリジナル作品を作る」という方法を取りました。これは、良い言い方をすれば「役者の個性を活かせる」ということ。なるべくその人が活きる役、役回りを与えることが出来る、ということ。
作品を書く私は、1から書くわけなのでしんどいのですが、「作品を無理なくまとめるには、この方が最終的にいい物が出来る」と信じているからです。
昨年もこの方法で作品を創りました。評価の中に「役者が個性的だった」「伸び伸び演技していた」というものが多かったです。そうです。それを目指してやっていたわけですから、その評価はうれしかったです。
今年もこの方法で作品を創っています。固かった役者が伸び伸びと演技してくると、今の段階でもまだまだ個性的な味が出てきてます。何度も繰り返してきたことによって自信が出来たのか、声が自然と大きくなってきてます(もちろん基礎訓練の成果もあるでしょうが)。

演出は本番では客席の後で舞台を観ているしかありません。
あとは役者と裏方にお任せするしかありません。
彼らを信じるしかありません。
ですから、彼らが自信を持って本番に臨めるよう、あと一週間弱の間に、出来ることをしていかなければならないんだ、と思っています。


稽古を見ながらにやけています。そして少し涙ぐみそうになります。これだけ涙ぐみそうになる芝居は、自分の作品の中では今までに無かったな、思います。
今までの私の作品を観ている人たちには観逃して欲しくない作品になっています。
どうぞ、お時間作って観に来てください。

もちろん初めての人も観に来てください。難しい芝居ではないです。


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Posted by 伽藍座長 at 23:02│Comments(0)告知
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